古い時代のものに何故惹かれるのか
ヴィンテージを扱う身として、その理由は様々あると思っていますが
古い時代のものには、古い時代にしかないものって沢山あります
アメリカのヴィンテージの中から、そんなクラシカルなものたちのご紹介
50s button award jacket
size:L
50年代ランナーズタグが付いている
Champion社のウールアワードジャケット
そして此方は、アワードジャケットで圧倒的に球数の少ない
ボタン仕様の通称「ボタスタ」のものになります
後年のものから、現行品までアワードジャケットというと
スナップボタンのものがほとんどでありますが、
ここまで時代を遡ると、ボタン仕様のクラシカルなディテールであります
ボタスタの方が、スナップのものよりも、ルックルとして可愛らしく、
スナップの方が、確かに開閉は楽ではあるのだけども、
それでも何故クラシカルなこういうのが、心に響くかというと
利便性などではない、ヴィンテージの古い時代らしさというとこじゃないでしょうか
50s button award jacket
size:L
此方もボタスタの一着
古い時代らしい奥行きあるバーガンディーの色目
この時代らしい色の入り方で、
アワードジャケットのルックスではあるけども、
どこかクラシカルな要素の中に品と色気を感じませんかね
現行品ですと、こうはならずカジュアルな要素が強いものです
裏地のグリーンのバーガンディーとの相性も抜群によいでしょう
30s wool check sport jacket
size:M
久々にここまで古いスポーツジャケットが入荷しました
男らしいレッドのバッファローチェック
無骨ながらも無駄のないスポーツジャケットのデザインというのは、
当時の生地の良さを際立たせると同時に、
ディテールの良さを輝かせるものです
此方のスポーツジャケットでいうと、
ハト目、コの字留め、扇型TALONなど
ヴィンテージラバーを唸らせるディテールが満載であります
こういう今にないディテールの数々を使える楽しさというのも
ヴィンテージを着る楽しみの一つかと思います
本日も心よりご来店お待ちしております