2024/01/24

バウアーダウン

 

前回記事の冒頭からの派生にはなりますが、今日はバウアーダウンのお話。




シーズン終盤ですが、精鋭達を少しばかり店頭に出しておりまして。


いまだにお問い合わせや、


Instagram掲載時の反応もありがたいことに沢山頂いております。






そもそもなにがそんなに良いかってところなのですが、


まずは“ダウンウェアのパイオニア”という点ではないでしょうか。




既出で有名な話ですが、Eddie Bauer創設者であるEddie Bauer氏が


真冬に釣りに出掛けて、低体温症で死にかけたという実体験がきっかけで


1936年にあの名品、スカイライナージャケットが誕生します。

(1925年時点で、グースダウンジャケットの特許は取っていたそう)




それまではBauer’s Sport shopという名前でしたが、


これを皮切りに、今我々の知るEddie Bauerというブランドがスタートします。




その後、第二次世界大戦時にはUSAAFに、ダウン入りのB-9フライトジャケットを納品。


K2初登頂に挑む探検家向けに、カラコラムパーカを開発するなど、


本気のアウトドアシーンでもその名を馳せ、


Eddie Bauer=ダウンウェアというイメージを確立して行きます。





これだけの実績があるからこそ出来る、良クオリティ、良価格というのがウケ、


我々が古着市場でも目にする、街着としてのダウンウェアが浸透していきます。






ざっくりではありますが、


“バウアーダウン”という言葉が存在する背景は伝わったでしょうか。






あと、個人的に付け足させて頂くと、デザインの自由度が高い点も挙げたい。


当時はそこまで意図していなかったとは思いますが、


現代のファッション目線だと、新鮮かつ斬新なデザインに出会う。


機能やクオリティに限らず、そういったEBらしいデザインやアイテムというのも、


古着市場で評価され続け、更に評価された所以ではないだろうか。




ここからは、今季HAg-Leで展開することの出来たアイテム達をご紹介。


HAg-Le的、EB ダウンコレクション 23-24 FW

*既にSOLDの物も多いのでご了承下さいませ*




ジップアップじゃない方
良かったですねこれ







ギャングコート風
渋いです








ダウンが全くへたれておらず、コンディション抜群でした







ダックカモのダウンロールキャップ
珍品






シャンブレーっぽい見た目のシェル





ダウンルームシューズ


欲しい






此方もじゃない方


Vネックでリブがいいアクセント




GOREシェルのロングダウンコート


色味が最高






ダウンフード

自転車勢には嬉しいやつ






レザーシェル


名品ですね。ベストは案外珍しいかも。





寒さが本気出してきましたので、ご自愛くださいませ。






笹口




HAg-Le




mon-fri 3-10pm

sat,sun&holiday 1-8pm