風情かな
桜舞い散る
雨の音
花より団子派です、店主でございます
では、商品の紹介に参ります
本日は、先日に続いて、スーベニアjktのご紹介を
"unknown"
1960s VIETNAM souvenir jkt
size:fit like M
New Old Stock ?
未使用かと思うほどのコンディション
スーベニアアイテムに於いて、特に人気のあるのが
ベトジャンの愛称で呼ばれる、ベトナムスーベニアjktではないでしょうか
下手くそな刺繍も妙に気になります笑
ベトジャンと云えば、胸元に入る「福」の文字と「虎」の刺繍でお馴染みですが、
何故、「福」の刺繍なんだろうと思う方、多いのではないでしょうか?
まあ、大体想像している通りなんですが、
「福」は七福神の福禄寿の福から来ており、
字が表す通り、幸福を意味して、縁起をかつぐ意味があります
その当時といえば、ベトナム戦争に米国が介入し、米兵たちにとっても、
終わりが見えず、希望のない状況だったと聞きます
そんな状況に於いては神にすがるのは必然だろうし、
無事に任期を終え、自国に帰還できるのは大変な幸運だったのでしょう
そんな時に、幸福を呼び込めるために、
縁起をかついで「福」の文字を入れたようですね
(中国とベトナムの歴史的関係も因果にあるのでしょう
虎は中国では、神として崇められていたみたいですね、四神の白虎とか)
元々、米兵たちが駐留していたのでアジア各国が多く、
オリエンタルなモチーフが度々使われるのは
そこに確かにいたことの証ではないでしょうか
"US ARMY"
1960s VIETNAM souvenir jkt
size:fit like M-L
此方も同時期のベトナムスーベニアですが、
上述モノとは趣が異なります
US ARMYに所属していた兵士のモノだとは、すぐ分かりますが、
刺繍よりもワッペンでのデコレーションが目立ちますが
そのモチーフが、、、
背面に大きく貼られたワッペンは、
鬼と化した兵士が縛り首にしている姿が、、、、
単純にそのまま受け止めると嫌悪感が湧きますが、
ディストピアを表しているようにも思える
二度とこういったことが起こらない様にと願いを込めたのか
他には、レッドデビル(テッドマン?)、ジョークール(スヌーピー)
プレイボーイ、etc...と米国を代表するキャラクターたちが
子供が喜びそうなモチーフ、
自国で待っている子供に向けてなのか、
童心に帰りたくなったのか
想像の域は超えませんが、どういった思いが込められていたのでしょうね
"unknown"
1970s TAIWAN souvenir jkt
size:fit like M-L
先日、全く同型のホワイトをご紹介したばかり
実は、紅白カラーで二着仕入れておりました
ホワイトも勿論良いですが、
レッドってのも凄く良い
両面仕様になり、無地ブラックでも着れるので、
二度美味しいですね
また、ナイロンスウィングトップ型というのは、
スーベニアアイテムでも中々見かけないのかと思います
さて、二着も同じモノ(色違いとしても)が出ることも
中々ないので、色々と調べてみました
胸の刺繍の、
COACHの下に入る「特哈丁」の文字
コーチの北京語読み?かと思っていましたが、
台湾の方にお話を伺ったところ、
人の名前じゃないのか?とのお答えが
ハーディンという名前の北京語読み?らしいです
おそらく、ハーディンさんは、
この時代の台湾に、陸上競技のコーチとして招致されて、
自国(アメリカの方と思われます)に帰る際に
記念にスーベニアとして持ち帰ったのでしょう
先日のホワイトも同じ刺繍でしたので、
同じ持ち主、ハーディンさんのだったのは間違いないですね
こうした、元の所有者のパーソナリティを知ることが出来るのは、
vintageならでは
その中でも、スーベニアアイテムと云うのは、
より濃く反映されているかと思うので、
そこを掘っていくのは面白いのではないでしょうか
本日は、雨足も強いので
お足元に気をつけてご来店下さいませ
皆さまのご来店を心よりお待ちしております