90年代にフォーカスが当たることが、ここのところ何年も続いていて
この当時のデザイナーズなども、数年前よりも高騰し人気なものであるが
「90s~00s初期の、あのブランドのものだから」などの事で
当時本質的に良い物作りをして評価されていたのに
10数年時を経ただけで、その本質を忘れ去られ
ブランドの名前で物が評価されてしまうのは違うと思う
ミニマリズムを体現したこのデニムを、そんな考えで買うのは
ミニマリズムに反するものだと思いますしね
"01y~02y HELMUT LANG denim pants"
all DEAD STOCK!!!
ヴィンテージのデニムが評価されるのには理由がある
いくつも理由はあるのだが、その一つとしてあるのが
「インディゴの染料の違い」
これが絶対的にあると思っている
70年代以前に使われていたインディゴ染料と、それ以降に使われるインディゴ染料は全くもって別物であり
ゆえにヴィンテージのデニムの色落ちと(雰囲気なんて言われたりもするけど)
近年のデニムの色落ちが違う理由であるが
近年のデニムで例外としてあるのが、このヘルムートラングである
自身としても2本ヘルムートラングのデニムを履いてきたが
このデニムは、ヴィンテージと比べても遜色ない色の出方をする
Levi'sなんかの近年のものを見てもらうと分かるけど
どう頑張ってもLevi'sの近年のデニムは、ヴィンテージと遜色ないなんて形容できる様な色にはならない
そして、そんな素晴らしい色落ちをするのに加えて
ヘルムートラングのデニムは、いわゆるヴィンテージデニムとは違う
スタイリッシュなサイズバランスが魅力である
色落ちが素晴らしいヴィンテージデニムも、履くとどこかヴィンテージらしさが出てしまうものですが、
その素晴らしい色のまま、モダンに履けるのがこのデニムの特徴ですね
"01y~02y HELMUT LANG denim pants"
all DEAD STOCK!!!
今回形は全て同じスリムストレートのシルエットで
リジットの物とワンウォッシュの物でご用意が出来ました
「ミニマリズムが〜」なんて薀蓄は頭の中から空にして
無駄のないデザインで作り込みの良い物の美しさを感じてください
DEAD STOCKでのご用意がこんなに出来る機会はそうそうありません
それでは本日も心よりご来店おまちしております
Daisuke