2018/04/15

4.16 vintage









本日2回目の投稿です



先ほどの4.15 SOLARIS HATMAKERS & Co.もあわせてご覧くださいませ

















"vintage Champion R/W printed sweat"










変わらず愛されるリバースウィーブ




自身のワードロープの1つって人も多いかと思います




今年は例年よりもリバースの人気が強く




数年着てなかったけど改めて着たいと思ったんだよね




なんて声もしばしば聞くほどです




年々少しずつレギュラー年代のものでも高くなってる気がするものですが




今回古い年代の物を2ピースご紹介




両方とも、70年代の単色タグのものでご用意しましたが




タグは同じでも、2つには大きな違いがあります




そのへんを深く掘り下げてご紹介




















70s Champion R/W printed sweat


size:L




赤単タグ前期














70s Champion R/W printed sweat


size:L






赤単タグ後期











タグの部分が赤の1色でプリントされている単色タグ




実はこれ前期と後期があるんですよね




前期と後期の違いで言うと1つ目に生地の混率の違いがあります




前期のものですとcotton90%にpolyester10%



後期のものですとcotton90%にacrylic10%




文字に起こしてみると細かい違いですが、これが結構違うんですよね






当時の化繊のコスト的には、ポリよりアクリルの方が高く



それでいてChampion社はコストダウンに動くのでなく



単タグ後期に入って、わざわざコストの高いアクリルを使っての生産にうつります





なぜアクリルに移行したかというと、



退色、保温性、着色性、肌触り、軽量



これらにおいてポリよりアクリルの方が勝るとの事で



コストは高くなるけれども品質向上を考えての結果



アクリルへの移行へとなったそうな






先述のものだけ聞くと、アクリル混の後期の方が良いじゃんと思いますが




前期後期の違いの2つ目として、アームの太さというのもあるのです




どういう事かと言うと、前期のポリ混の物の方が後期のアクリル混の物より腕が細いのです



そこから、単タグ後期以降の年代のものもアームは太く作ってあるため



リバースウィーブをスッキリ着れるのは、単タグ前期までになります





これが好みは分かれますが、結構重要な所で



表記サイズが同じでもバランスが違くなるものなので



単タグを見たときはそこも注意して選びたいポイントかと







そして、個人的に単タグ前期と後期の違いとして重要視しているのが




先述でも少し触れました「退色具合」




ヴィンテージでスウェットを選ぶにあたって、どこまで退色した色を選ぶかって



その人のセンス次第なものですが




洗濯していっての退色を楽しみたいのなら、色が抜けやすい前期



洗濯しても色抜けがあまりせず、元の色を楽しみたいなら後期





実際僕は色をガンガン落としていくのが好きなので



自分で選んでしまううのは古い年代になってしまいます












Champion社が長い歴史で作り続けるリバースウィーブも



やはり年代ごとに特徴があるものです



カラーリングやプリントの良さというのも



購入時の決め手ではあると思いますが




今日書いたような情報が、皆さんの購入時の選択の助けになればと思います

















Daisuke



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