そういえば、つい先日、
今、話題の邦画を鑑賞しましてね
ああ、こういうのが「エモい」って言うんだな、と
ひたすらにGEZANが聴きたい衝動に駆られました
(きのこ帝国は通ってないので分かりませんでした)
余談ですが、登場人物に感情移入したのは、
荷物ごとトラックを海に突っ込んだ運送屋の若者でした
とりあえず言えるのは、来週あたりもう一回観に行こうかな
ライトオンスのブルーサージデニムを使った、ジップアップブルゾン
淡いサックスブルーとリブのネイビーの対比がすこぶる良い
春先に着たい色の一つがサックスブルー
ボトムスも淡い色味をチョイスし、ナードな雰囲気で
1950年代頃のLeeとERWINの2着をご用意しました
使い込んだ雰囲気のLeeと、
デッドストックコンディションのERWIN
お好きな方をどうぞ
1960年代頃に見かける、KORATRON®︎ファブリック
コットン・ポリエステル混紡の生地は、今でこそ当たり前だが、
当時は画期的な繊維だったのではないでしょうか
主に、ワークウェアなどのユニフォームウェアに見られることが多いので、
その丈夫で耐久性のある生地は重宝されていたのでしょう
また、その多くは縫製・仕様も凝ったモノが多いので、
安価な作業着というよりは、どちらかと言えば高価なイメージですね
此方も、生地切り替えを利用したフロントポケットに、
左肩のペンシルポケット、背面のアクションプリーツなどなど、
中々に盛りだくさんなディテール群
官給品かなと思わせるクオリティです
1950-60年代頃でしょうか?
2ポケットのこの形でよく見る、
DAY'Sブランドのウィップコードワークjktになります
ワークjktと限定してしまいましたが、広い用途に用いられた
スポーツjktのようなモノだと思います
(ウィップコードとは、糸を捻って織られた強撚糸の綾織の一種
丈夫で耐久性の強い生地となります)
此方は、オレゴン州WOODBURN町の消防隊の方の1着
左肩のワッペンから推測しましたが、
オレゴン州を含め、米西海岸の山間部は山火事が多いことで有名ですので、
当時、持ち主は身体を張って、消火活動に励んでいたことでしょう
とは言え、使用感はほぼ見られないので、着る間も無く、
ドネーションされたのでしょうか
色々と想像が巡りますね
何かと面白いデザイン、ディテールで、コアな古着好きに支持される
セイリングウェアレーベル、「MIGHTY MAC」
1908年にマサチューセッツ州で創業され、90年代に消滅するまで
およそ1世紀続いた、由緒正しいブランドなんです
(近年では実名復刻され、セレクトショップなどでも展開されていましたね)
ヨットや、ボートなど、いわゆるマリン・セイリングウェアが軸ですが、
マニアを惹きつける、独特のディテールの数々は
今また再注目したいほどです
一見するとシンプルなブルゾンですが、
大きく開くリブ襟、申し訳ない感じで取り付けたエルボパッチ
そして、MIGHTY MACの代名詞とも言える、T字ファスナー
グローブをつけたまま、開閉ができる実用性の高いファスナーです
などなど、
掘れば掘るほど、面白い服が見つかるので今後も探していきたいですね
2021年
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