2021/03/02

3.2 vintage




そういえば、つい先日、


今、話題の邦画を鑑賞しましてね



ああ、こういうのが「エモい」って言うんだな、と


ひたすらにGEZANが聴きたい衝動に駆られました

(きのこ帝国は通ってないので分かりませんでした)



余談ですが、登場人物に感情移入したのは、


荷物ごとトラックを海に突っ込んだ運送屋の若者でした



とりあえず言えるのは、来週あたりもう一回観に行こうかな



























ライトオンスのブルーサージデニムを使った、ジップアップブルゾン



淡いサックスブルーとリブのネイビーの対比がすこぶる良い




春先に着たい色の一つがサックスブルー



ボトムスも淡い色味をチョイスし、ナードな雰囲気で



1950年代頃のLeeとERWINの2着をご用意しました



使い込んだ雰囲気のLeeと、


デッドストックコンディションのERWIN



お好きな方をどうぞ



















1960年代頃に見かける、KORATRON®︎ファブリック


コットン・ポリエステル混紡の生地は、今でこそ当たり前だが、


当時は画期的な繊維だったのではないでしょうか



主に、ワークウェアなどのユニフォームウェアに見られることが多いので、


その丈夫で耐久性のある生地は重宝されていたのでしょう



また、その多くは縫製・仕様も凝ったモノが多いので、


安価な作業着というよりは、どちらかと言えば高価なイメージですね



此方も、生地切り替えを利用したフロントポケットに、


左肩のペンシルポケット、背面のアクションプリーツなどなど、


中々に盛りだくさんなディテール群



官給品かなと思わせるクオリティです

















1950-60年代頃でしょうか?



2ポケットのこの形でよく見る、


DAY'Sブランドのウィップコードワークjktになります



ワークjktと限定してしまいましたが、広い用途に用いられた


スポーツjktのようなモノだと思います


(ウィップコードとは、糸を捻って織られた強撚糸の綾織の一種


丈夫で耐久性の強い生地となります)



此方は、オレゴン州WOODBURN町の消防隊の方の1着



左肩のワッペンから推測しましたが、


オレゴン州を含め、米西海岸の山間部は山火事が多いことで有名ですので、


当時、持ち主は身体を張って、消火活動に励んでいたことでしょう



とは言え、使用感はほぼ見られないので、着る間も無く、


ドネーションされたのでしょうか



色々と想像が巡りますね

















何かと面白いデザイン、ディテールで、コアな古着好きに支持される


セイリングウェアレーベル、「MIGHTY MAC」



1908年にマサチューセッツ州で創業され、90年代に消滅するまで


およそ1世紀続いた、由緒正しいブランドなんです

(近年では実名復刻され、セレクトショップなどでも展開されていましたね)




ヨットや、ボートなど、いわゆるマリン・セイリングウェアが軸ですが、


マニアを惹きつける、独特のディテールの数々は


今また再注目したいほどです



一見するとシンプルなブルゾンですが、


大きく開くリブ襟、申し訳ない感じで取り付けたエルボパッチ


そして、MIGHTY MACの代名詞とも言える、T字ファスナー


グローブをつけたまま、開閉ができる実用性の高いファスナーです




などなど、


掘れば掘るほど、面白い服が見つかるので今後も探していきたいですね






2021年



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everyday 15:00-20:00




*当面の間は、15時-20時の時短営業とさせて頂きます

再度の営業時間の変更や休業がある場合は、逐次お知らせ致します



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