最近お取り引き様からのご連絡がちょこちょこ来て
デリバリーに関する事だったりのお話をしていますが
やはり1服好きとしてテンションは上がる一方
古着もタイミングを見て、四季を感じれるように店頭の衣替えだったりはしていますが
お取り扱いのブランドから新シーズンのものが届く時は
より一層シーズンの節目を感じますね
そんな2018SSシーズン
先陣を切りデリバリーがございました
TENDER Co.のご紹介を致します
TENDER Co. 2018SS
"long sleeve tesseract shirt"
size:4
color:Rinse wash,Fawn longwood dye
material:cottom100%
Rinse Wash ¥39000&tax
Fawn logwood dyed ¥42000&tax
今回ご用意致しましたシャツは、type 483という新型
一見シンプルな印象も受けるものですが、
TENDER Co.のデザイナーを務めるウィリアムの新作が
そんな、ありきたりな感覚で終わるはずのないものでした
まず、生地に使用しているのはコットンローン
細い番手の糸を平織りにした生地は、
繊細ながら程よいハリ感があり、柔らかい風合いに仕上がっております
今回ご用意致しましたカラーは2色
Rinse washとFawn logwood
ナチュラルな生成りカラーがワンウォッシュされたRinse wash
淡いピンクカラーなのは、Fawn logwood
リンスウォッシュの、そのままの色合い風合いも素敵でありますが
ログウッドの天然染料らしい淡いピンクの出方も、
TENDERらしい色彩感覚であり惹かれますね
そして、何と言っても注目してほしいのがポケットのディテール
シャツの名前である"long sleeve tesseract shirt"
このtesseractの部分です
"tesseract"=「四次元の超立方体」
かなり、?なワードであります(僕も最初聞いた時理解に時間がかかりました)
要するに僕らが認識している3次元の1つ上の次元の4次元のお話って事
(気になる方はGoogle先生に聞いてみてください)
ウィリアムはこれを、フロントパネルの生地を長くカットし
ジグザグに生地を折りたたむ事で、
四次元理論をシャツのポケットで表現
本当衝撃的すぎました
正直写真では半分も伝えられないと思うので、実際に見てもらうことをオススメ致します
サヴィルロウでパターンを学び
そこで型にはまることなく独創性あふれる物作りをする
ウィリアムだからこそ考えられたディテールですね
このシャツ見た目以上にかなり変態です
TENDER Co. 2018SS
"wool pattern cardigan"
size:6
color:Natural Jute
material:wool100%
¥43000&tax
当店でTENDERをご購入頂いている方や
TENDERをご存知の方には周知の事かと思いますが
TENDERの生地って本当面白いという事
此方のカーディガンの生地に使用しているのは、
JUTE YARNと言い、ヤシの実から取れる麻の糸(一般的にはロープなどに使われる)
これをMADE IN SCOTLANDのニットに使用しています
ゆえに、通常のウール糸での生地とは異なる
質感や雰囲気を兼ね備えています
一見素朴に見えるものですが、生地使いだけで感じるものが全然違うかと思います
こういうシンプルなものほど、語れる良いものはいかがでしょう
是非店頭にてご覧ください