7月、いよいよ夏本番といったところでしょうか。
お待たせいたしました?
だいぶご無沙汰、HAg-Leオリジナルリメイクの始動です。
話の発端は、社内プチミーティング。
夏に欲しい物みたいなところから、
・メンズでもいけるスカーフってなかなか見つからない
・バンダナだと長さが足りなくてうまく巻けない、首が焼ける
等々、みんなのモヤモヤから生まれたアイデアです。
こだわりは強く!そんな心持ちですから、せっかくならいい柄で作りたい!
眠っているストックにいい柄の古いガウンが沢山合ったので、
これらをベースに進めることに。
ガウンなら用尺も採れそうじゃん!?と
この時はだいぶ甘い考えでした、、、。
我々、製品は縫えませんので、
昔からリペアや過去の作品でもお世話になっている
岡山のmizuito + mizutoi 早水ご夫妻に、今回も大変にご尽力頂きました。
こちらの思いつきを優しく汲み取って下さり、
プロ目線のご提案を沢山して頂きました。
やり取りを重ね、見事にカタチにして下さいました。
いつも本当にありがとうございます。
一見、シンプルな三角形ですが、
平面ではないガウンをベースに生地を採る事は想像以上に大変だった様です。
というのも、今回とにかく「大判サイズ」という点は譲れなかったので、
テトリスの如く、指示寸三角形が収まる箇所を探して頂き、
1枚のガウンから2~3枚のスカーフを仕上げて下さいました。
大判サイズにこだわったのは、
バンダナでは解消できないことを実現したかったから。
顎下で結んでも、ある程度垂れる余裕のある長さに加え、
頭に巻いた際、首後ろが隠れるサイズになっています。
端の処理も生地によって薄さ厚さが違うため、響きすぎない様、
それぞれ生地に合った処理を施して頂きました。
ガウンだった面影が残る様、ポケットやベルトループはそのままに裁断しています。
これポケットかな?とか
ベルトループついてる!とか
元々ガウンについていたブランドタグが移植されているものもあったり。
選ぶのが楽しくなるように、敢えて1枚1枚違う表情にしています。
「1点物」ということに、より付加価値を持たせました。
もうしばらく流行っていないガウン。
とはいえ、解体を許可してくれたオーナーの寛大さにも頭が下がります…
繰り返しにはなりますが、贅沢にVintageガウンを生地として使用しています。
1960s~1980sあたりに絞り、
素材はレーヨン、コットンレーヨン、コットンなどが中心です。
夏場に頭や首を覆う物なので、気軽に手洗いしてもらえる素材にこだわりました。
是非、夏のプラスワンに。
楽しみに待っていてください。
来週末にリリース予定です。
Coming Soon...
HAg-Le
笹口
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