2021/03/07

"Barbour" collection #3




先日より展開のBarbourコレクション




連日ご覧頂きありがとうございます





およそ20~30年前の(もっと古いのもチラホラあります)希少なピースたち




コンディション、サイズ、モデル等々、吟味していくと



vintage、usedの個体でコレだという1着に出会うのはそう易くはないでしょう






英国王室御用達と、王族に認められた逸品を


ご自身で所有する、そして身に着けることへのお手伝いになれば幸いです





余談ですが、私30も半ばを過ぎて車を購入したのですが、




奇しくも同じく英国王室御用達のあの車に乗っております






非常にてがかかるのですが、そこもこのvintage Barbourと同様に



愛しくて仕方がないのです







"Barbour collection"



英国王室御用達のロイヤルワラントを、


3つも贈られたバブアーは、現行でも人気の高い、


英国紳士の嗜みといったブランドという認識をお持ちの人も多いでしょう




しかし、ヴィンテージとなると話はまた別になる


元々が悪天候下で働く水夫や漁師のために作られたもので、


そこから乗馬や、ハンティングなどの、


様々なアウトドア分野に向けて作られる様にもなり、


代名詞とも言えるワックスドクロスは、


そういう環境下に耐えうる作り込みだからこそ、


それによる経年変化をしていく表情というのが、


ヴィンテージバブアーの醍醐味の一つだと思う



綺麗にトラッドに着こなすのも良いですが、


敬遠されがちなオイルの匂いと共に、


バブアーをヴィンテージでチョイスするには、


それ相応の説得力のある特権があるからでしょう

















Oxford






今回、此方の1着のみバブアー以外でのご用意となりまして、、、




実は、オイルドjktというのはBarbourだけの専売特許ではなく、



有象無象の数多のメーカーがしのぎを削っているのが現状だったりします




通年、雨の多いイングランド地方でのオイルドジャケットの需要が如何にあるのか、



オイルドジャケットの必要性を示しておりますね





此方は、英国トラッドでお馴染み?のOxford Blueの90年代に作られた1着となります




ラグランスリーブ


ハンドウォーマーポケット


袖のリブ


サイドベンツ



と、Barbourでいう所のBEDALEジャケットに近しいデザインですが、



着丈はBEAUFORTに近い、ミドルレングスのアウターになります




嬉しいフード付きにて




























2warrant




現在では廃盤となっている希少なNORTHUMBRIA




他モデルに比べて大きめのポケット、コートほど長い着丈に、


セットインスリーブといった、


BORDERを思わせるデザインです




実際に見た目はほぼ同じなのですが、実物に触れて頂くと明らかな違いがあり、




当時、このNORTHUMBRIAというモデルのみに8オンスヘビーウェイトコットンが使われ、


また、裏地にもMackinnon huntingと呼ばれる


タータンチェックのウールライニングが採用されております




私的な見解では、冬季や寒冷地用のBORDERといったイメージ





他モデルに比べて手にした時のずっしりくる重みがvintage  Barbourをより



体感できる1着ではないでしょうか




80年代2ワラントと90年代の3ワラントの2着ご用意ございます





どちらも希少ですが、より希少なのは、、、、















Barbour

1970s SOLWAY ZIPPER oiled jacket

size:fit like L



1warrant






今回、唯一の1ワラントモデルとなる此方



現行でも見かける、Solway zipperというモデルになります

(随分前に廃盤となっておりまして、現在は復刻モデルになりますね)




胸にフラップポケットの付く、3つポケット仕様になり、


最大の特徴はウエストにベルトが付く点

(此方に関しては、ベルト欠損になりますが、、、)



ウエストを絞った際の優雅な佇まいは英国ブランドならではの雰囲気がありますね





ハンティングやフィッシング、乗馬といった上流階級のアウトドアスポーツシーンを



イメージして作られた同モデルは、その後の BEDALEやBEAUFORTなど、



定番モデルの基礎となった1着と言えるでしょう








そもそもBarbour(以外でも)のラベルにつく、


王冠(クラウン)の紋章って何だろうと思う方もいらっしゃるでしょう




この紋章こそが、Barbourが英国王室に認められた証であり、


今日にいたるまでのBarbourの歴史の一端でもあります




ロイヤルワラントと呼ばれ、


英国王室に認められた商品やサービスを提供できる称号のですが、



こと衣料品に於いては、3つのロイヤルワラントを保持している企業は


5社しかないみたいですね





そして、その3つを授かっているのがBarbourがオイルドジャケットの代名詞として



君臨する所以なんですね





なお、Barbourが初めてロイヤルワラントを授かったのが、


1974年のことで、それがこのSolway zipperだとい逸話もございます



1974年にエディンバラ公より


1982年にエリザベス女王より


そして、1987年にチャールズ皇太子からワラントを授かり、



3ワラントを保持する、英国を代表するブランドと言っても過言ではないのでは







このSolway Zipperはそんな1ワラントのモデルとなり、



1974年から1982年までに作られた1着と推定でき、非常に希少な個体に間違いないでしょう





コンディションは、ベルト欠損以外には、目立ったダメージ・汚れもなく、



オイルのべたつき、イヤな匂いも少なく(匂いに関しては個人差ありますが)



自信をもってオススメできる逸品と自負しております










2021年



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*当面の間は、15時-20時の時短営業とさせて頂きます

再度の営業時間の変更や休業がある場合は、逐次お知らせ致します



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