2020/01/22

1.22 vintage




週の半ばですが、色々と入荷しております



少し気が早いかもしれませんが、


より春を感じれるラインナップに寄せました




冬に飽き飽きした方、是非お越しくださいませ








本日は、初売りにご用意した、此方の商品をご紹介致します






ウチでは久々のご用意となる、vintageデニム



アメリカ古着の定番中の定番と言えば、


真っ先に上がるのが、Levi'sのデニム、「Lot.501」でしょう


その定番とも言える最大の理由は、

その誕生から100年は優に超えているが、

大幅なデザインの変化はなく、その当時に既に完成されたデザインであったこと


そして、そのデザインは時を経て様々なブランドのモチーフになっていること



今回は、そんな501に加えて、若干テーパードがかかったスリムシルエットになる

Lot.505のvintageもご用意しました




先ほど定番だと話しましたが、ことvintageとなると話は別



年々希少価値は高まるばかりの、絶滅危惧種


最早、定番は定番でなくなりつつあります











LEVI'S

late 1950s 501XX denim pants

size:w31


色も薄くなっているし、ダメージ、汚れも目立ちますが、


存在感はvintageデニムに相応しいモノかと


おそらくですが、1950年代中頃の革パッチ→ギャラ入り紙パッチ移行期の


XX(ダブルエックス)かと思われます

(パッチは完全に消滅してました)


その根拠のディテールとして、


・隠しリベット鉄製銅メッキ

・オフセットセンターループ

・ボタンフライ通常R(足長にも見えるが分かりづらい、、)

etc...



vintageに明るくない方には暗号のような文言ですね


ここでは詳しく説明しないので、

興味ある方は尋ねて下さいorググってみて笑




*着用モデル175cm60kg



ジャストサイズで履くと、このようなシルエットに


ダメージは味として充分な雰囲気を醸し出しております


このくらいが格好よいと思える一本です
















LEVI'S

late 1950s 501XX denim pants

size:w31



上記と同時代であろう一本


諸々のディテールは同じですが、


此方は紙パッチの残骸が残っておりますので、


ギャランティ入り紙パッチ期のモノになります



時代考証はそこそこにして、


此方の特徴は、前所有者による大胆なリペアワーク



フロント膝部分とお尻の生地の当て、まるで


手塚治虫氏の著書、天才医師ブラックジャックのようなツギハギに見える



思わず、あっちょんぶりけと言わずにいられない






此方もジャストサイズなサイズ感での着用


リペア部分の色の濃淡が効いてます




尚、501は他にも1970年代のシングルステッチモデルも


数本のご用意ございます










LEVI'S

1960s 505 Big E denim pants

size:w34



続いて此方は、501を若干テーパードシルエットに変更し、


ボタンフライからジッパーフライに改良したモデルになります


60年代初頭に551Zという品番が登場し、その後継となるのが505なのです



これらは、ジッパーフライによる生地の縮み弊害をなくすため


LEVIS社初の防縮加工を施したモデルと言われております


501XX程ではございませんが、此方も良い色落ちしております


ウエストを拡張するリペアがございまして、


そういったところも含めてのvintageだな、と






先ほどの501XXと比べると、よりテーパードが際立ちますね


やや大きめのサイズを着用していますが、


オーバーインチで履いて頂いても綺麗なシルエットも保ちますね


細身が好まれる方にオススメしたいvintageデニムとなります










LEVI'S

1960s 505 Big E denim pants

size:w34



上述の505よりも色濃く残ったのが此方


501と違い、縦に落ちる色の抜け方から

縦落ちなどと呼ばれますね


ヒゲも縦落ちもvintageに相応しいものかと








vintageデニムは、一本一本表情が異なりますので、


唯一無二と呼べる所以でしょう



毎年春先になるとデニムが履きたくなるのですが、


やはりvintageデニムは別格だなと思わせてくれます



懐古主義だけじゃない良さがそこにあるので、


未だお持ちでない方は是非ご覧頂ければと思います




本日もどうぞ宜しくお願い致します





Yoshiro




HAg-Le





everyday 15:00 to 24:00