2019/06/07

5.7 vintage






本日2度目のブログとなります


先ほどのSOLARIS HATMAKERS & Co.もあわせてご覧くださいませ





昨日はスウェットのスペシャルピース達をボスが紹介してくれていましたが、



本日もまたスペシャルピース達のご紹介



今月は、SALEやら入荷やらで月初めから連日バタついてましたが、



梅雨入りって感じの今日からは、結構ゆっくりとご覧になっていただけるかと思いますよ






















50s rayon aloha shirt


size:L










ハワイが生んだ「着るアート」と称されるアロハシャツ



現在で現地のハワイで販売されるものですと、



コットンやリネンを使用したものがほとんどですが、



当時で言うとレーヨンが主流でありますね




そしてアロハシャツの黄金期40年代~50年代というのは、



戦後のアメリカの景気などもあってか、



素晴らしい作り込みのパターンなどが豊富に揃っている



今現在もブランドなどで作られるアロハシャツなども、



この時代頃のヴィンテージアロハのパターンをサンプリングしてなどのものも多く



この時代で既に一つの完成形となっていたものです




そして今回の此方も、50年代の黄金期におけるレーヨンアロハシャツ



アロハシャツと一概に言っても、サンフランシスコなどの西海岸物などもありますが、



此方はハワイ製のネーチャーを感じるパターン



存在感ある配色が夏に映えるかと



















30s A-1 type leather jacket


size:fit like M









ヴィンテージにおいて、「ボロ」という言葉は日常的に使うものだが、



一概にボロと言っても許せるものと許せないものっていうのは勿論ある



それは僕らの価値観の話ではあるのだけど、



やはりその服そのものが、経年の変化などによって、



変化していって生地にでる風合いや存在感などが要因で、



その経年変化により、本来の姿とは違う様が美しく感じた時が堪らなく好きなもの




今回の此方は、細かい運針数やしなやかなレザーの質感から30年代頃のものと推測でき、



おそらく前所有者のカスタムにより付けられた、



コットンツイルのフラップポケットにより



米軍のA-1レザーフライトジャケットを思わせる姿である



そして何より、長年の油などの蓄積だったりによる



身頃と袖先のブラックに変化していった面構えというのが、



最早2トーンと呼んでもおかしくないような姿に変わっている



かなり古い年代のオンリーワンレザージャケットです

















50s korean reversible souvenir jacket


size:fit like ML











ヴィンテージウェアの中でも特に世界史が絡んでくるのが、スーベニアジャケット



祖国に帰る米兵のスーベニア(お土産)という意味合いで、



出張米兵が現地で刺繍を施してもらい持ち帰ったものであり、



日本製の刺繍の物なんかは、その刺繍のクオリティーの高さから、



高値で取引されるものであります



そして今回の此方は、38度線入りのコリアンスーベニアジャケット



大戦期、朝鮮半島が日本の領土だった後に、



韓国と朝鮮民主主義人民共和国と独立していった際の、



領土を分けた北緯38度線



アメリカとソ連の冷戦なども絡んでくるもので、



それゆえコリアンスーベニアがこの年代で存在したりしますね




別珍とサテンのリバーシブル仕様になり、



存在感ある虎と龍と朝鮮半島が入る刺繍



中綿なしの両A面で、




歴史的資料価値も高いスペシャルスーベニア



コンディションがコンディションであるので、



若干買いやすい値段じゃないかなと






















60s Wrangler 11MWZ blue bell denim pants


W38








アメリカの3大ジーンズメーカーと言えば、



Levi's,Leeに引き続きWrangler



日本国内でもそうですが、アメリカにしても、Levi'sやLeeの人気が高く、



他の二社に比べると日の目を浴びることは、少なかった存在



当時としては、労働者達というよりも、



カウボーイなどに愛用されていた経緯があり、



そのためのディテールなどが、他の二社とも違うもの



今回は、そのWranglerのボタンフライの11MWの後継モデルとしてリリースされた



ジッパーフライになる11MWZです




内側には年代を感じさせる、BLUE BELLのタグが備わっており、



バックポケットも、むき出しのリベットに、お馴染みのかざりのWステッチ



ポケットが少し縦長になっているのは、



メインターゲットのカウボーイ達のために、



馬に跨った状態でも、使いやすいようにとのこと





Levi'sやLeeなんかよりも青みが強く淡いブルーのインディゴデニムは、



当時の天然インディゴを使用した説得力のある色落ちが期待できるでしょう



そして、今回の11MWZ並みに色濃く残った生地で、



コンディションの良い個体なんてそうそう出てきません



育てがいあるマイヴィンテージデニムにいかがでしょう

















本日も心よりご来店お待ちしております






daisuke








HAg-Le




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