2018/10/14

10.14 TENDER Co.











デリバリーが多い時期というのもあって、



ここ数日セレクトブランドにご紹介が続いておりますが、



本日も先日届いたセレクトブランドのご紹介



週末なのでヴィンテージもがっつり入荷していますので



来ていただければ楽しんで頂ける内容かと思いますよ




それでは






























TENDRE Co.



"Periscope pocket tail shirt"



material:cotton100%


size:3


color:INDIAN BLACK



¥48000&tax












TENDERより届いた"tail shirt"



TENDERとして定番の立ち位置のデザインのものですが、



今期もデザイナーのウィリアムらしい、面白いエッセンスを取り入れてくれています





今回注目したいのが、この"Periscope pocket"



直訳すると潜望鏡の意になるものですが



その名の通りポケットの上下に穴が空いており、



本当に潜望鏡のような形をしたデザインのポケットになり、



ウィリアム独自のディテールであります



フロントに大きくポケットが2つつくので、US ARMYのデニムプルオーバーなんかにも近い感覚ですね






そして、波打つようなストライプパターンは、



"Doppler stripe"と名付けており、



救急車なんかでお馴染みの、あのドップラー効果からインスピレーションを受けたものになります



ウィリアムは本当、着眼点が面白い人ですね...笑



波打つ波長の様に見える表情が洒落てます







今回カラーは、今期の新色である"INDIAN BLACK"というカラーでオーダー致しました



TENDERでブラックというとlogwoodを連想しますが、



所謂炭染めのブラックになるのが、この"INDIAN BLACK"



古代ローマの博物学者さんが、焼いた象牙とイカからとれる黒い染料から着想し、



乾燥した粘土の粉末とでんぷんを利用して、古代ローマで黒染めをを行っていたのが始まりとのこと



今ではそこに炭を混ぜた染料になるそうで、



TENDERならではの希少な天然染料を用いたシャツになります


































TENDER Co.



"mirror panel double pullover"



material:wool100%


size:3


color:BOTTLE GREEN



¥75000&tax











TENDERより届いたニットは、



シンプルなものながら、相変わらずの生地と作り込みが素晴らしいもの






今回使用のウールは、"Ryleland wool" というウールになります



ライランド種は、イギリスで現存する種の中でも最古種の羊になり



イギリスとスコットランドとの国境で、今となっては30頭ほどしかいない



超希少種の羊になります




実はライランドウールは、現在衣類には使われることのないウールなのですが、



今回TENDERのためのエクスクルーシブなウールであります




ちなみに、現在はイギリス議会の元老院の椅子に採用される



高価すぎる生地の様です







その"Ryland wool"を贅沢にもダブルフェイスにし、



ポップコーン編みでギュンギュンに編んだのがこのニット



軽やかな"Ryland wool"ゆえにダブルフェイスですが、そこまでの重みはありません



ダブルフェイスで高密度の編みということで、風はほとんど通さない様になっており



私的には、これ雨も通さないんじゃないかなとさえ思っております...笑





最早アウターと言ってもいいほどの作り込みのニット



冬はこれで越せそうです
























それでは本日も心よりご来店おまちしております











Daisuke





HAg-Le







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